乳酸菌生成エキス

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乳酸菌生成エキスとは

乳酸菌生成エキスとは、単なる乳酸菌ではなく、乳酸菌の新しいかたちを実現したサプリメント成分です。

新しい理由は「一人ひとりに最適な腸内フローラを作ってくれる」という点です。腸内細菌には200~300種類、120兆個以上が存在しますが、どの菌がどのくらいの数だけ存在しているかは、一人ひとり異なります。そのため、必要な菌も人によって異なるのです。

一般的な乳酸菌サプリは、特定の乳酸菌を摂取するものになりますが、人気ナンバーワンのサプリであっても自分に適しているとは限らない点が懸念されていました。その問題を解決し、その人に適した乳酸菌の生成をサポートできるように開発されたのが、乳酸菌生成エキスです。2018年現在、全国1,500以上の医療機関で医師が導入している機能性食品で、健康維持や、腸内環境の悪化が原因である各疾病の軽減目的で利用されています。

乳酸菌生成エキスの効果

乳酸菌生成エキスは、「分泌物」と「菌体物質」からできています。分泌物は、悪玉菌の増殖を抑制し、善玉菌の増殖を促す働きがあり、菌体物質は、腸内の免疫機能の多くを担うパイエル板と組織に働きかけ、免疫機能を整える働きを持っています。
簡単に言うと、腸内細菌のバランスを正常に保ち、免疫機能を調整する働きがあるということで、これらの作用により、消化・吸収機能が向上し、さらに血液の浄化や有害物質の解毒作用も向上するのです。

また、日本国内で行われた試験によると、大腸ポリープ患者に対して乳酸菌生成エキスを経口摂取させたところ、ポリープの消失もしくは縮小が8症例中5症例で確認されました。大腸がんを発生させたマウスへの投与を行ったところ、初期大腸腺腫や微小腺腫の発症率が著しく低下したことも明らかになっています。

乳酸菌生成エキスに関する研究

さまざまな研究から乳酸菌生成エキスの健康や美容への効果が明らかになっています。ここでは、乳酸菌生成エキスに関する研究結果を解説しました。

大腸ポリープの治癒・予防効果

大腸がん発生モデルマウスを使った研究において、乳酸菌生成エキスの経口摂取は初期大腸腺腫および微小腺腫の発生を著しく低下させることがわかっています。

この研究では、大腸ポリープ患者における乳酸菌生成エキスの治療効果を二重盲験比較試験で検証したもの。10mlの乳酸菌生成エキスを6ヶ月間摂取し続けました。その結果、8症例中5症例にポリープの消失もしくは縮小が確認されたのです。なお、乳酸菌生成エキスを摂取し続けなかった場合では、全ての症例において変化は認められませんでした。

腸管免疫の活性効果

体内に入ってきたものを食品か病原性のあるものかを識別する腸管免疫。アレルギーにも関係する部分で、乳酸菌生成エキスの摂取による変化を観察しました。

マウスに乳酸菌生成エキスを口径投与し腸管免疫活性効果を検討したところ、乳酸菌生成エキスを1週間経口摂取したマウスには大腸・小腸におけるIEL 、NK1.1+T細胞、INF-y、Th1/Th2値の著しい増加が確認できました。

また、IL-4の血清レベルに変化がなかったことから、乳酸菌生成エキスには消化管の粘膜免疫における免疫増強作用と、免疫バランスの調整作用があることが示唆されています。

排便症状改善効果

便秘傾向の平均年齢30歳の女性7名に乳酸菌生成エキスを摂取してもらい、排便症状が改善するか調査。摂取期間2週間の排便回数、排便量、排便日数のいずれも摂取前に比べて数値が高くなりました。

対象となった女性には、朝と晩の1日2回、10mlの乳酸菌生成エキスを摂取してもらい、1日の排便の有無・回数を記録してもらいました。さらに、観察期間が終わった後も1週間目と3週間目の便を調査。腐敗産物が平均値と比べて差があるのかを調べました。

結果、排便の回数は1.65倍、量は1.88倍に増加。また腐敗産物の平均値も減少。乳酸菌生成エキスの摂取と便通との関係性が考えられる結果となりました。

アトピー性皮膚炎の症状緩和効果

小児患者2名において、アトピー性皮膚炎における乳酸菌生成エキスの効果を調べたところ、2名とも皮疹が徐々に改善され、2週間ほどで皮疹がみられなくなりました。

また2ヵ月目にはアレルギーの強さを判断するIgE値の数値が下がり、改善傾向にあることも確認。乳酸菌生成エキスがアトピー性皮膚炎の炎症緩和に効果的なことが明らかになりました。

肌質改善効果

株式会社ビーアンドエス・コーポレーションと、トキコクリニックの共同研究により、乳酸菌生成エキスの飲用が肌のキメを改善することが明らかになっています。

肌の表面を拡大してみると、皮溝と呼ばれるみぞがたくさん確認できます。「キメが細かい」と例えられるような肌の場合、三角形やひし形を描くように皮溝が引かれていますが、年齢を重ねるにつれてラインが乱れるように。研究では、乳酸菌生成エキスを3カ月飲み続けることで「肌のキメ」がどのような変化を見せるかを観察しました。

研究の対象になったのは、20~70歳の女性70名。参加者の平均年齢は36.5歳です。対象者は飲み始める前に肌のキメの状態をマイクロスコープで評価。期間中は1日10mlの乳酸菌生成エキスを飲んでもらいました。

3ヶ月の試験期間を終えた頃に、対象者の肌を検査。乳酸菌生成エキス飲用後は全ての年齢層において見た目・数値が優位に改善していることがわかりました。この結果により、肌のきめには腸内環境も影響する可能性が高いと考えられます。

細菌性膣症の改善効果

細菌性膣症の治療方法として「クロマイ膣錠」「乳酸菌生成エキス(LC16)」「ビオスリー(乳酸菌製剤)の経腟投与」「活性炭による膣内洗浄」の4種を比較検討。

全ての治療方法において治療効果が認められましたが、なかでも多くの女性が気にする悪臭に関しては乳酸菌生成エキスに大幅な改善効果があることがわかりました。

歯周病改善効果

成人男女20名を対象に乳酸菌生成エキスを服用させ、乳酸菌生成エキスの摂取による口腔内環境の変化を臨床パラメーター、唾液検査、細菌DNA検査により観察しました。

対象となったのは、日本以下大学千葉北総病院に通院中の、歯周炎患者。1日2回、10mlの乳酸菌生成エキスを摂取するグループとプラセボを摂取するグループにわけて、比較しました。

その結果、4週間後ではBOP(Bleedeing on probing)およびGI(Gingival Index)に、さらに4~8週間後に関しては総細菌数の改善が確認されました。さらに、PD(Probing pocket depth)についても経時的改善が認められ、乳酸菌生成エキスの服用が口腔内の細菌に作用することで、歯周炎の改善に効果的であることが示唆されています。

乳酸菌生成エキスの
オススメ摂取方法

乳酸菌生成エキスは、サプリメントから摂取が可能。腸内環境はすぐに変わるものではないので、乳酸菌生成エキスだけでなく、各種乳酸菌サプリメントや食品と同様に、毎日摂取することが大切なので、まずは3か月ほど試してみるのがオススメです。

お悩み別!乳酸菌生成エキスで
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参考サイト・参考文献