デトックスする

藤田紘一郎先生

【医学博士・藤田紘一郎先生監修】

このページは、腸内環境のエキストパート・藤田絋一郎先生に監修いただき、「ヘルスケア編集部」が作成したものです。 記事の内容に関する疑問や質問に関しては、下記ページのお問い合わせフォームからお願い致します。

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デトックスも行う腸

日本語で「解毒」を意味するデトックス。健康や美容の話題には欠かせないキーワードとして、すっかり定着しています。

解毒は、体に侵入した有害物質を無毒化し、体外に排出することを言います。この機能を担っているのが、肝臓や腎臓です。例えば、肝臓ではアルコールや防腐剤などを分解・処理しています。また、体内で発生したアンモニアなどの有害物質に対しても働き、肝臓で尿素という無害なものに変換されます。肝臓は飲食の度に働くため、休む暇がありません。
そんな働き者の肝臓のサポートしているのが腸です。腸は有害物質をブロックする最初の器官であり、腸でブロックできなかった物質が肝臓に送られて解毒処理されることになります。つまり、腸がしっかり機能していないと肝臓に大量の有害物質が流れ込み、肝臓に負担がかかってしまいます。

腸の持つバリア機能

腸には、有害物質を検知するセンサーがあり、有害物質を検知すると、有害物質を解毒する解毒酵素を呼びよせます。

誘導された解毒酵素によって有害物質を無毒化し、専用の排出口から細胞の外へと排出するのが、一連の解毒機構の流れです。このように腸には、有害物質を検知、無毒化、排出するバリア機能が備わっているので、有害物質にとっては、腸が最初の砦とも言えます。

しかも、腸は脳からの指示を受けなくても勝手に有害物質を識別し、適切な解毒酵素を出させる働きを持っています。腸が「第2の脳」と呼ばれる所以は、このためです。

デトックスと腸内環境の関係

腸内には、膨大な数の腸内細菌が住んでいます。有害な物質をつくる悪玉菌もいれば、有害物質を代謝する善玉菌もいます。

しかし、悪玉菌が無くなったり偏ったりすると、有害物質が増えて、肝臓の負担が大きくなる要因となります。あくまで、善玉菌と悪玉菌のバランスを保つことが重要です。デトックス機能を高めて、肝臓の負担を軽くするためには、腸内環境を高めることが必要不可欠。

それには、悪玉菌を増やす原因となる、暴飲暴食、喫煙などを控えるなどをして、生活習慣を見直しましょう。また、食物繊維を豊富に含む食品を摂ったり、腸に良いサプリメントを活用したりして、腸を良い状態に保つのもおすすめです。

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参考サイト・参考文献

  • 腸内細菌が支える腸の7つのはたらき(NPO法人レックス・ラボ)P21~P24