腸内環境が悪化したらどうなる?

腸内環境が悪化する原因

腸内環境が悪い状態とは、悪玉菌が増えて優位に立っているときです。悪玉菌が増えると解毒作用が弱まるため、免疫力の低下や肌荒れ、風邪、病気、鬱状態、便秘・下痢など、さまざまな症状が起こります。便秘が続くと悪玉菌が優勢な状態が続き、ますます悪化するという悪循環に陥ります。

腸内環境が悪化すると
出る症状

便秘

悪玉菌が活発に動く際に、たくさんの有毒ガスが発生します。アンモニアや硫化水素、インドールなどの物質です。この有毒ガスが腸内に増えると腸の働きが弱まり、便を押し出す力が伝わらず、排便がうまくできなくなってしまうのです。さらに便秘が続くと腸内に有毒ガスや悪臭が蓄積し、臭い便やおならが増えてしまいます。また、悪玉菌が長期にはびこるので、腸内環境がさらに悪化し、便秘が長引く恐れもあります。

冷え性

便秘になると老廃物がいつまでも腸内に残ってしまうため、代謝が悪くなります。代謝が落ちると血行が悪くなるため、冷えの原因となるのです。腸内の菌が活発に働くのは体温が37℃くらいで、それよりも低くなると腸内環境が乱れ、悪玉菌が増えやすい状況になります。つまり、悪玉菌が増えて冷え性になると、さらに悪玉菌が増殖するという悪循環に陥りかねません。

ストレス

イライラや心配ごとなどでストレスを感じると、自律神経のバランスが乱れます。すると、胃酸の分泌が抑制され、消化不良を起こします。その結果、腸に消化しきれなかった腐敗物が蓄積し、腸内細菌のバランスが崩れて悪玉菌が増えてしまうのです。

腸内環境を正常な状態で
保つには?

腸内環境が悪化すると、免疫機能が弱まり、風邪や病気、老化を引き起こすほか、花粉症やアトピーなどのアレルギー疾患が発症する可能性が高まります。また、上記で紹介した以外の症状として、肌荒れ、体臭・口臭、うつなどの精神疾患、メタボ・肥満が起こる可能性があるのです。腸内環境の悪化は、万病の元。日頃から規則正しい生活習慣を心掛け、スポーツや趣味でストレスを発散し、さらに食事やサプリメントなどで善玉菌を摂取しながら、腸内環境を整えることが大切です。

生活習慣から腸を整える方法を
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参考サイト・参考文献

  • 藤田紘一郎(2011)『腸内革命』海竜社
  • 藤田紘一郎(2011)『アレルギーの9割は腸で治る!』大和書房
  • 藤田紘一郎(2013)『腸スッキリ!健康法』PHP文庫