疲労対策

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疲れが抜けない…
慢性疲労症候群とは?

慢性疲労症候群は、日常生活に支障をきたすほどの極度の疲労感が長期間にわたって続く病気です。

風邪や気管支炎をきっかけに、風邪に似た状態が長引いて発症することが多く、この病気にかかると社会生活が送れなくなるなど、大きな影響を与えます。アメリカでは、400万人の罹患者がいると言われており、その80%は女性が占めるそうです。日本でも1988年に診断基準ができ、現在も罹患者が増えていることが明らかになっています。しかし、外見は元気そうに見えることや、検査で異常が見つからないことから、理解されにくい病気でもあります。

慢性疲労症候群の具体的な症状

慢性疲労症候群というのは、文字通り、上記の様な状態が長期間(6ヶ月以上)にわたって生じる病気。原因は不明で、検査などを受けても他の病気には該当せず、精神疾患でもない場合に疑われます。

また、治療によって症状は改善されますが、完治することは稀。さらに、疲労感の他にも下記のようなさまざまな症状が現れることもあります。

  • 痛み

    筋肉や関節、頭、のど、お腹などの痛み

  • 知的活動障害

    物忘れ、思考力・記憶力の低下

  • 過敏性

    音や明るさ、食べ物への過敏やアレルギー症状

  • 体温調節失調

    寒気を感じたり、逆に厚いと感じる

  • 睡眠障害

    不眠や仮眠、寝ても疲れが取れないなど

  • 精神障害

    不安、抑うつ、興奮など

  • 中枢神経障害

    筋肉の痙攣、筋力低下、耳鳴りなど

  • 全身症状

    口内炎、頻尿、動悸、息切れ、発疹、月経前症候群など

慢性疲労症候群の治療法

慢性疲労症候群の確実な治療方法は、残念ながら確立されていません。原因自体が明らかになっていないため、治療方法もわからない、というのが現状です。

仮説レベルではさまざまな可能性が指摘されており、実際に症状が完治したという例も見られますが、学会においても結論には至っていないようです。

確実な治療法が存在しない以上、各患者の検査を通じ、症状改善の可能性が高い治療法を手探りで試していくしかありません。各症状に対する対症療法にくわえ、医療機関によっては漢方薬を処方したり、抗うつ剤を投与したりと、さまざまな治療方針がとられているようです。

腸内環境と疲労の関係性

前述の通り、慢性疲労症候群のはっきりとした原因はわかりません。しかし、さまざまな調査・研究の結果、神経や免疫、ホルモンが何らかの影響を与えているのではないかと指摘されています。というのも、慢性疲労症候群と診断される前に、下痢や便秘が繰り返される「過敏性腸症候群」を生じることがよくあるからです。過敏性腸症候群はストレスにより腸の機能障害が起こる病気。慢性疲労症候群も同様に、腸内環境の悪化によって引き起こされている可能性があります。

私たちの体は、神経、免疫、ホルモンの3つでバランスを保っていますが、ストレスをきっかけに神経系に異常が起こると、免疫細胞が過剰に働くようになります。そして、免疫の過剰生産が強い疲労感を引き起こすと言われているのです。

とはいえ、ストレスへの対策というのは、努力だけではどうにもならない部分もあります。そこで、神経や免疫、ホルモンの働きを整えるために、腸内環境にも目を向けてみましょう。私たちの腸に棲む細菌は、さまざまな神経伝達物質の元となる物質や、免疫物質を作り出しています。腸内細菌を増やして腸の働きを活性化することができれば、上記の機能を整えることに繋がるのです。

腸内細菌を増やすためには、食物繊維の豊富な野菜や発酵食品を食べたり、生活リズムを整えることが有効。最近では腸内細菌を増やすのに役立つサプリメントなども発売されているので、自分にあった方法で腸内環境の改善に取り組み、ストレスや疲労に負けない身体作りを目指してみましょう。

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